にきび

尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)

・ 青年期に顔、胸・背中の中心部など脂腺の多いところに好発します。
・ 目に見えないにきび(微小面皰)、毛穴が閉じている黒にきび(閉鎖面皰・黒色面皰)、開いている白にきび(開放面皰・白色面皰)が悪化すると、炎症をおこし、赤くなり、膿がたまります。
・ アクネ桿菌、毛包虫、内分泌、食事、ストレス、睡眠不足などの生活習慣、肥満,便秘,紫外線、オイルクレンジングや毛穴のつまりを起こしやすいリキッドファンデーションの常用など様々な要因が関連しています。
・ 原因のひとつであるストレスは皮脂の分泌をうながし、悪化させ,にきびを触るなどの行動を無意識に習慣化させます。 ストレスをためこまず、上手に発散するようにしましょう。
・ 化粧品はノンコメドジェニックと書かれているものがいいです。
・ 髪型や洗髪にも気をつけましょう。 髪が肌にふれたり,ヘアスタイリング剤,シャンプーやリンスなどの洗髪剤の洗い残しが フェイスライン(額,頬,顎など)を刺激することによって原因になることがあります。
・ 抗生剤の塗り薬、飲み薬、漢方、毛穴のつまりを改善する塗り薬、アゼライン酸含有化粧品などを使用します。

洗顔時の注意点

・ 洗浄力の強い洗顔料(オイルなど)は避け、よく泡立てた泡で優しく洗顔し、すすぎ残しのないようにしましょう。
・ 洗顔料は肌に負担があり、泡パックや一日に何度も洗顔することはやめましょう。にきび用の洗顔料を使いましょう。
・ 熱いお湯は肌の保湿成分を失う原因となります。入浴時にシャワーで洗顔を行っている方はお湯の温度が高めになりがちなので、人肌程度のお湯で洗顔をしてください。

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美容皮膚科(自由診療)   当院では、しみ・そばかす・くすみのお悩みや、レーザー脱毛・アンチエイジング等の美容に関わる診療を自費診療で行っています。