乾癬（かんせん）

・　厚いふけがついた赤い皮疹が全身にみられ，刺激を受けやすいところによくできます。
・　他の人にはうつりません。
・　爪の変形、関節の炎症がみられることもあります。
・　扁桃炎の後にできることもあります。
・　徐々に増えてきています。遺伝性もあります。
・　不規則な生活や傷，感染，薬、肥満、ストレスなどが関係しているといわれています。
・　治療はビタミンD3，ステロイドの塗り薬，光線治療、飲み薬、注射などがあります。

掌蹠膿疱症（しょうせきのうほうしょう）

・　手の平、足の裏に菌がいない膿が溜まったぶつぶつが長い間繰り返してできます。膿とともに紅い斑点やカサカサしたフケのようなものがあらわれます。時に痒いです。
・　他の人にはうつりません。
・　爪の変化や関節の痛みがでることがあります。
・　原因として喫煙，扁桃炎，むし歯，金属アレルギーなどがみられることもあります。
・　治療は、ステロイド、ビタミンＤ３などの塗り薬、光線療法、飲み薬などを使用します。

汗疱（かんぽう）

・　手の平、足の裏に小さな水ぶくれが多発し、皮がむけてきます。顕微鏡で検査しても白癬菌はみられません。赤み、かゆみがある場合、異汗性湿疹といいます。
・　夏、多汗症の方に多いです。他の人にはうつりません。
・　明らかな原因はわかっていません。金属、薬のアレルギーなど悪化させるものを取り除いたり、制汗剤や塗り薬などを使用します。湿疹となった場合、ステロイドの塗り薬を使用します。