プラセンタ注射とは?
about
プラセンタ注射は、ヒトの胎盤(プラセンタ)から抽出された豊富な栄養成分を、注射によって体内に直接取り入れる治療です。
胎盤は、胎児の成長に必要な栄養と成長因子を供給しています。プラセンタは胎盤そのものではなく、胎盤から成長因子や栄養素を抽出したものです。ビタミン・アミノ酸・ミネラルなど生体維持に必要な多くの栄養素、細胞の増殖・活性化を促す「成長因子(グロースファクター)」などが高濃度に含まれています。このプラセンタエキスを皮下または筋肉に注射することで、サプリメントなどの内服に比べてスピーディーかつ効率的に全身へ届け、人間が本来持っている自然治癒力や新陳代謝を呼び覚まします。感染のない健康なヒト胎盤を原料とし、ホルモンバランスの乱れに伴う更年期障害の改善、つらい痛みを伴う月経困難症の改善、肌のターンオーバーを整えることによる美肌効果、蓄積した日々の疲労回復、肝臓機能の回復、心身のバランスが崩れる自律神経失調症の緩和などいろいろと効果が期待できます。厚生労働省認可の安全なヒト由来プラセンタです。
医療用の細い針を用いて体内に直接注入するため、針を刺す際のチクッとした痛みや一時的な内出血のリスクはありますが、レーザー治療のように肌表面を傷つけるものではないため、施術後の気になるダウンタイムはほとんどありません。1回の施術で劇的にすべての症状が完結するものではなく、肌状態やお身体の目的に合わせて、中長期的な治療計画を立てて定期的に複数回通っていただくことで、より持続的な手応えを実感していただけます。ゆみ皮膚科では、医師が丁寧な診察のもと、患者さま一人ひとりの状態に合わせた適切な投与スケジュールをご提案いたします。
通常は、1~2週間に1回行います。
こんな方におすすめ
recommend
- お肌のキメを整え、内側からみずみずしい透明感のある美肌をキープしたい
- しっかり睡眠をとってもなかなか抜けない、慢性的な疲労回復を目指したい
- ほてり、イライラ、不眠など、年齢に伴う更年期障害の症状を和らげたい
- 毎月やってくるつらい生理痛や月経困難症による体調不良に悩んでいる
- 気分の落ち込みや頭痛、冷えなど、自律神経失調症による心身の乱れを整えたい
- スキンケアだけでなく、身体の内側から総合的なエイジングケアを始めたい
- 日常生活に影響が出にくい、ダウンタイムの少ない治療を受けたい
治療に対する思い
philosophy
医師の診察を大切にしたプラセンタ注射治療
年齢とともにお肌に現れるトラブルや、寝ても抜けない疲労感、そして更年期や生理周期に伴う心身の不調などは、単なる見た目や一時的な体調の変化にとどまらず、日々の暮らしの質や、ご自身に対する自信にも深く影響を与えるものです。
ゆみ皮膚科では、そのような患者さまが抱える繊細なお悩みに寄り添い、まずは丁寧にお話を伺うカウンセリングから始めます。プラセンタ注射は、お肌とお身体の双方にマルチに働きかけることができる身近なインナーケアですが、当院では事前の医師による診察を何よりも大切にしています。患者さまのその日の体調やライフステージ、お肌のコンディションを医療機関としてしっかりと見極めた上で治療をご提案し、無理な治療をすすめることは決していたしません。
一時的な変化だけを追うのではなく、肌全体の状態や将来的な健康維持も見据え、メリットだけでなく起こり得る副作用やリスク、治療に要する必要な回数についても誠実にご説明いたします。患者さまが心から納得し、安心して一歩を踏み出せる美容医療を提供いたします。
院長 中山 由美
プラセンタ注射の効果
effects
肌トラブルの原因
cause
料金表
price
プラセンタ注射
-
1回 ¥2,2005回 ¥9,90010回 ¥17,600
※表示価格はすべて税込です。
リスク・副作用
- 針穿刺部位の痛み・赤み・内出血
- 腫れ、動悸、痺れ、悪心、口渇
- 硬結(しこり)
- 軽度の頭痛・めまい・悪寒
- アレルギー反応・発疹
禁忌
- 過去にプラセンタ注射、または特定の医薬品に対して重度のアレルギー症状(じんましん、呼吸困難など)を起こしたことがある方
- 重篤な急性感染症にかかっているなど、著しく体調が優れない方
- 近い将来、献血を行う予定がある方、または骨髄バンクへのドナー登録・提供を予定されている方(一度でも接種すると制限の対象となるため)
- 妊娠中、または授乳中の方
- 医師が診察の上、不適応と判断した方
注意事項
- 【最重要】一度でもプラセンタ注射を受けると、以降は献血をすることができなくなります。 これは、現在の検査技術では100%否定しきれない未知のウイルスや変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)などの感染リスクを理論上完全に排除できないための、厚生労働省の規程による安全対策上の措置です。これまで本製剤による感染報告は1例もありませんが、この制限について十分にご納得の上で同意書をいただく必要があります。2026年秋以降、他の特定生物由来製品と同様に、「注射を受けてから3か月間は献血を控える」という形に見直される予定です。
- 内服中のお薬や持病、アレルギーをお持ちの方は、診察時に必ず医師へお申し出ください。
- 施術当日は特別なメイク制限はありませんが、注射部位を強くこすったり、激しく揉んだりしないでください(内出血が広がる原因になります)。
- 施術部位の衛生状態を保つため、当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分を強くこすり洗いすることは避けてください。
- 注射直後の長時間の入浴、サウナ、激しい運動、過度な飲酒は、血流が良くなることで注射部位の赤みや痛み、内出血のリスクを高めるため控えていただくのが賢明です。
- 赤み、痛み、腫れなどの症状が強い場合や長引く場合は、早めにご相談ください。
よくある質問
faq
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プラセンタ注射は痛みがありますか?
通常の予防接種や採血などと同じように、細い針を刺す瞬間にチクッとした痛みがあります。また、薬液が皮下や筋肉に入る際に、一時的にズーンとした特有の重だるさや鈍痛を感じることがありますが、注入後すぐに落ち着くことがほとんどです。痛みが苦手な方は、注射する位置などを医師にご相談いただけます。
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ダウンタイムはありますか?
ダウンタイムはほとんどありません。お顔への注射ではありませんので、施術直後からメイクや洗顔を含め、普段通りの日常生活を送っていただけます。稀に針を刺した部分に軽度の内出血が出る場合がありますが、数日から1週間程度で自然に消失します。
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何回くらい受けるとよいですか?
1回でも「翌朝の目覚めが良い」「体がすっきりした」と疲労回復を実感される方もいらっしゃいますが、ホルモンバランスの安定や更年期障害の緩和、持続的な美肌効果を目指す場合は、定期的な継続が推奨されます。最初の1〜2ヶ月は週に1〜2回、その後は週に1回程度のペースで、まずは10回程度続けていただくのがおすすめです。
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効果はいつ頃から実感できますか?
体調や症状によって個人差がありますが、肩こりの軽快や寝起きの良さといった疲労に関する手応えは、数回(1〜2週間程度)で実感される方が比較的多いです。お肌のキメやハリ感、生理痛・更年期症状の緩和といった変化については、約1〜2ヶ月かけて回数を重ねるごとに、内側から徐々に実感しやすくなります。
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メイクはいつからできますか?
プラセンタ注射はお顔へ直接行う施術ではありません(通常、腕の筋肉や臀部、背中などに注射します)。そのため、メイクを落としていただかなくても大丈夫です。また施術後すぐのメイクも問題ございません。クリニックのメイクブースですぐにお直しが可能ですので、お仕事帰りやお出かけ前にも気軽にお立ち寄りいただけます。
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他の治療と併用できますか?
はい、問題なく併用していただけます。外側からシミやくすみにアプローチするレーザー治療、光治療(IPL)、ケミカルピーリングなどと同時にプラセンタ注射を行うことで、外側と内側の両面からアプローチができ、より効率的な肌質改善が期待できます。また、他の美容点滴・注射と組み合わせることも可能ですので、診察時にご相談ください。
- 自由診療について
- プラセンタ注射(美肌、疲労回復、更年期障害、月経困難症、自律神経失調症の緩和を目的とした治療)は、健康保険が適用されない自由診療です。治療費は全額自己負担となります。費用は使用するアンプルの本数や回数によって異なりますので、詳しくは料金表をご確認ください。
※(参考)特定の医療用医薬品プラセンタ製剤は、医療機関において「更年期障害」「乳汁分泌不全」「肝機能障害」の病名で診断された場合、特定の年齢や条件を満たせば保険適応となるケースがありますが、美容・肌質改善・一般的な疲労回復等の目的で受ける場合はすべて自由診療となります。 - 医薬品医療機器等法上の承認
- 当院で使用するプラセンタ製剤は、日本国内で医薬品として承認されているヒト胎盤由来製剤です。
ただし、美容・美肌などを目的としたプラセンタ注射は、国内で承認された効能・効果とは異なる適応外使用となります。当院では自由診療として、医師が患者さまの状態を確認したうえで施術を行います。 - 入手経路等
- 当院で使用するプラセンタ製剤は、国内で承認・流通している医療用医薬品を、国内の正規流通経路を通じて入手しています。
- 国内の承認医薬品等の有無
- 国内では、ヒト胎盤由来製剤として「メルスモン」「ラエンネック」などが医療用医薬品として承認されています。
メルスモンは更年期障害・乳汁分泌不全、ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能の改善を効能・効果として承認されています。美容・美肌を目的とした使用については承認されていません。 - 諸外国における安全性等に係る情報
- 美容目的でのプラセンタ注射については、諸外国において日本と同様の承認を受けているとは限らず、有効性・安全性に関する評価も国によって異なります。
また、ヒト胎盤由来製剤であることから、感染症伝播のリスクを完全に排除することはできません。治療にあたっては、製剤の特性やリスクについて十分にご説明したうえで使用します。
監修医師
院長中山 由美
診療科目
皮膚科・美容皮膚科
資格 ・所属学会
- 医学博士
- 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
- 臨床研修指導医
- アラガンジュビダームビスタ施注資格医
- アラガンボトックスビスタ施注資格医
- 日本皮膚科学会 正会員
- 日本臨床皮膚科学会 正会員
- 日本美容皮膚科学会 正会員
- 日本皮膚免疫アレルギー学会 正会員
- 日本医師会 正会員