岡山市北区の皮膚科・美容皮膚科クリニック ゆみ皮膚科

ロングパルスヤグレーザー

(クラリティツイン)

ロングパルスヤグレーザーとは?

about

ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)は、波長1064nm(ナノメートル)のレーザー光を照射する医療用レーザー治療です。この波長は皮膚の深部にまで到達する特性があり、血液中のヘモグロビン(赤み)に吸収されやすい性質を持っています。そのため、一般的なレーザーではアプローチが難しかった深めの毛細血管や、赤色・紫色の皮膚病変である老人性血管腫などの治療に有効です。

当院で使用する「クラリティツイン」には、強力なフラットトップビーム技術と、照射と同時に冷たい風を吹き付けるエアクーリングシステムが搭載されています。これにより、周囲の正常な皮膚への負担を抑えながら、ターゲットとなる病変へ的確に熱エネルギーを与えることができます。

ダウンタイムの程度は血管腫の大きさや深さによって異なり、一時的に色が濃くなったり、かさぶたが生じたりすることがあります。小さな老人性血管腫であれば1〜2回で目立たなくなる場合もありますが、病変の性質や大きさによっては、お肌の状態を見極めながら複数回の治療を重ねる必要があります。ゆみ皮膚科では、医師が患者さまのお肌の症状をしっかりと診察し、適切な治療計画を立てて進めてまいります。

こんな方におすすめ

recommend

  • 年齢とともに体に増えてきた、赤い小さなぽつぽつ(老人性血管腫)が気になる
  • いつの間にかできた血管腫を薄くしたい
  • 唇にできた青紫色のぶつぶつ(静脈湖)を目立たなくしたい
  • メイクでは隠しきれない、お肌の局所的な赤みを改善したい
  • 医療機関の美容皮膚科で、専門的なレーザー治療を受けたい
  • メリットだけでなく、副作用やリスクも理解した上で誠実な加療を希望している

治療に対する思い

philosophy

医師の診察を大切にしたロングパルスヤグレーザー治療

お肌に現れる赤みやアザといったお悩みは、見た目の印象だけでなく、ご自身のコンプレックスや日々の自信の低下に繋がってしまうことも少なくありません。「これは放っておいても大丈夫なのだろうか」「きれいに目立たなくする方法はあるのだろうか」と、不安を抱えてご来院される方も多くいらっしゃいます。

ゆみ皮膚科では、そうした患者さまのお気持ちにしっかりと寄り添い、まずは丁寧なカウンセリングと医師による診察を行います。一口に血管腫といっても種類や深さは多様であり、お一人おひとりの肌状態を見極めてレーザーの出力を微調整することが何より重要です。当院では無理な治療をおすすめすることはいたしません。

一時的な変化だけを追うのではなく、患者さまが将来にわたって健やかで美しい素肌を保てるよう、メリットと同時に起こり得る副作用や治療にかかる回数の目安も事前にお伝えいたします。患者さまが深く納得された上で、安心して治療をお受けいただける環境づくりを大切にしています。

院長 中山 由美

症例

case

01 / 01
  • 口唇の血管腫治療

    治療内容
    ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)/1回
    費用
    3,300円(税込)
    リスク・副作用
    照射部位の赤み・腫れ・火照りなど

ロングパルスヤグレーザーの効果

effects

血管腫の治療で期待できること

異常増殖した毛細血管へのアプローチ

ロングパルスヤグレーザーの光は、血管腫を形成している異常な毛細血管内のヘモグロビンに選択的に吸収されます。レーザーの熱エネルギーによって血管の内腔を縮小・閉塞させることで、気になる赤みや紫色の盛り上がりを段階的に目立たなくしていく効果が期待できます。

周囲の正常組織を保護したピンポイント照射

クラリティツインの優れた冷却機能により、レーザー照射時の皮膚表面を強力に保護します。これにより、ターゲットとなる病変部以外への無駄な熱ダメージを和らげ、お肌の負担を抑えながらピンポイントで治療を行うことが目指せます。

深い病変への効率的な熱伝導

波長1064nmのロングパルスヤグレーザーは皮膚の深部まで届くため、皮膚のやや深いところにある血管病変に対しても、効率よく熱を届けることが可能です。

治療回数・間隔の目安とダウンタイムについて

ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)による血管腫治療を受ける際、事前に知っておいていただきたい治療のプロセスです。

治療回数と間隔の目安

小さな老人性血管腫(チェリーアンギオマ)などの場合は、1〜3回程度の照射でご満足いただけるケースがあります。やや大きめの病変や、根が深い血管病変の場合は、お肌の修復を待つために約1〜2ヶ月以上の間隔を空けながら、複数回の照射を行っていく必要があります。

治療後の流れ

照射直後は、治療部位が一時的に黒っぽく変色したり、軽い水疱(水ぶくれ)のようになったりすることがあります。その後、1〜2週間ほどかけて徐々にかさぶたとなって剥がれ落ち、お肌が新しい組織へと生まれ変わっていきます。赤みが完全に引いて周囲の肌色に馴染むまでには、数ヶ月かかる場合もあります。

肌トラブルの原因

cause

血管腫が起こる主な原因

血管腫は、皮膚の毛細血管が局所的に異常増殖したり、拡張したりすることによって生じる良性の病変です。生まれつき存在する先天性のもの(乳児血管腫やポートワイン血管腫など)と、成人以降に紫外線や加齢、遺伝的要因などによって皮膚の毛細血管がドーム状に増殖する後天性のもの(老人性血管腫)などがあります。

肌状態や生活習慣による影響

後天性の老人性血管腫などは、加齢に伴う皮膚組織の菲薄化(薄くなること)や、長年の紫外線露出による微小血管へのダメージが関与していると言われています。また、お肌を強くこするなどの慢性的な摩擦やスキンケアの乱れは、皮膚のバリア機能を低下させ、血管病変の周囲に炎症や色素沈着を起こしやすくなる原因となります。

ロングパルスヤグレーザーがアプローチする仕組み

ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)は、水分への吸収が低く、血液中のヘモグロビンに高く吸収される1064nmの波長を使用します。
照射されたレーザー光は、ターゲットである血管腫内の赤血球(ヘモグロビン)に反応して瞬時に熱エネルギーへと変換されます。
この発生した熱が血管壁に伝わることで、血管を内側から凝固・閉塞させ、余分な血液の流れを遮断します。役割を終えた血管組織は、時間の経過とともに体内の組織に自然に吸収・排出され、赤みが徐々に薄くなっていきます。

料金表

price

ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)

1mm 1回 ¥3,300

※表示価格はすべて税込です。

リスク・副作用

  • 照射部位の赤み
  • 照射部位の腫れ
  • 照射部位の火照り
  • 内出血
  • 一時的な痛み・圧痛
  • 水疱や表皮剥離(火傷のような状態)
  • かさぶた
  • 炎症後色素沈着
  • 非常に稀な瘢痕・凹凸

禁忌

  • 妊娠中、または妊娠の可能性のある方、授乳中の方
  • 治療部位に強い日焼けをしている方(レーザーが皮膚のメラニンに過剰反応し、火傷のリスクが高まります)
  • 照射希望部位に強い炎症、傷、活動性の感染症(ヘルペスなど)がある方
  • 光線過敏症(日光アレルギー)のある方、または光過敏を誘発する薬を内服中の方
  • ケロイド体質、肥厚性瘢痕の既往がある方
  • 抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用中の方(内出血のリスクが高くなります)
  • 医師が診察により施術不適応と判断した方

注意事項

  • 治療後、期間を経て同じ場所に血管の再拡張が起こる場合があります
  • 施術前後の数ヶ月間は、照射部位に強い日焼けをしないよう徹底した紫外線対策を行ってください。
  • 施術部位に赤み、炎症、傷、ヘルペスなどの感染症がある場合は、事前に必ずご相談ください。
  • レチノール、トレチノイン、ハイドロキノン、ピーリング剤などをお使いの方は、お肌が敏感になっている可能性があるため、事前に医師へお伝えください。
  • 内服中のお薬や持病、アレルギーがある方は、診察時に必ずお申し出ください。
  • 施術当日は、照射部位のメイクや日焼け止めを洗顔にて落としていただく場合があります。
  • 施術後のお肌はデリケートで乾燥しやすいため、低刺激なスキンケアでしっかりと保湿を行ってください。
  • 施術後は紫外線の影響を非常に受けやすくなり、炎症後色素沈着のリスクを高めるため、日焼け止めなどで毎日紫外線対策を行ってください。
  • 照射部位を強くこすったり、引っかいたり、刺激の強いスキンケア(スクラブ洗顔など)を使用したりしないでください。
  • 治療後にかさぶた(マイクロクラスト)ができた場合は、無理に剥がさず自然に取れるのを待ってください。
  • 施術当日は、照射部位に赤みや火照りがある場合、長時間の入浴、サウナ、激しい運動、飲酒などの血行を促進する行為は控えてください(シャワー浴は可能です)。
  • 強い痛みや水疱が生じた場合、あるいは赤みや腫れが長引く場合は、決してご自身で触らずに速やかに当院へご相談ください。医師が適切な診察とアフターケアを行います。

よくある質問

faq

  • ロングパルスヤグレーザーの治療は痛みがありますか?

    痛みの感じ方には個人差がありますが、レーザーを照射する瞬間に「輪ゴムで強く弾かれたような痛み」や「熱い針でチクッと刺されたような痛み」を感じることがあります。クラリティツインには、照射と同時に皮膚表面を冷やすエアクーリングシステムが備わっているため、痛みを和らげながらの照射が可能です。病変の大きさや部位によっては、事前に麻酔(別料金)を検討することもありますので診察時にご相談ください。

  • ダウンタイムはありますか?

    はい、あります。血管腫のレーザー治療後は、照射部位が一時的に黒紫色に変色したり、軽いやけどのように水疱ができたりすることがあります。その後かさぶたになり、1〜2週間ほどで剥がれ落ちます。かさぶたが取れた後はピンク色の新しい皮膚が現れ、数ヶ月かけて徐々に周囲の肌色に馴染んでいきます。この期間はダウンタイムとして、丁寧なスキンケアとUVケアが必要です。

  • 何回くらい受けるとよいですか?

    小さな老人性血管腫などであれば、1〜2回の照射で目立たなくなる場合が多いです。しかし、サイズが大きいものや、皮膚の深いところまで及んでいる血管腫の場合は、お肌の回復を待ちながら1〜2ヶ月おきに複数回の治療を重ねていく必要があります。医師が診察時に見通しをお伝えいたします。

  • 効果はいつ頃から実感できますか?

    小さな病変の場合、施術後にかさぶたが剥がれ落ちる1〜2週間後には、赤みが大きく減退しているのを実感していただけることが多いです。深さのある病変では、数回の照射を経て、数ヶ月かけて徐々に血管が縮小し、色味が薄くなっていきます。

  • メイクはいつからできますか?

    照射直後のお肌は非常にデリケートになっており、水疱やかさぶたができる可能性があるため、原則として照射部位への直接のメイクは、かさぶたが落ち着くまでの1〜2週間程度はお控えいただくか、医師の指示に従ってください。周囲の部位へのメイクは当日から可能です。

  • 他の治療と併用できますか?

    同じ部位に対して、他のレーザー治療や光治療(IPL)、ピーリングなどを同時に行うことは避けてください。お肌が完全に回復するまでは一定の間隔を空ける必要があります。他の部位への治療や、併用のご希望がある場合は、必ず診察時に医師へご相談ください。

自由診療について
ロングパルスヤグレーザー(クラリティツイン)による血管腫の治療は、健康保険が適用されない自由診療(全額自己負担)となります。費用は血管腫の大きさや個数、回数によって異なりますので、詳しくは当院の料金表をご確認ください。
医薬品医療機器等法上の承認
"日本の厚生労働省にあたる政府機関「FDA(米国食品医薬品局)」承認の韓国ルートロニック社製で、アジア人の肌のデータを基に研究開発されました。
医薬品医療機器等法上の承認:未承認
米国FDA、韓国のMFDS(旧KFDA)、欧州のCEマークを取得しています"
入手経路等
入手経路: 国内販売代理店経由で入手
国内の承認医薬品等の有無
国内に同等レベルの承認機としてジェントルマックスプロがあります
諸外国における安全性等に係る情報
クラリティツインは、米国FDA、韓国MFDS(旧KFDA)、欧州CEマークを取得しています。施術に伴うリスク・副作用として、赤み、ヒリつき、水疱、熱傷、瘢痕、色素脱失、炎症後色素沈着などが生じる可能性があります。

監修医師

院長中山 由美

診療科目

皮膚科・美容皮膚科

資格 ・所属学会

  • 医学博士
  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 臨床研修指導医
  • アラガンジュビダームビスタ施注資格医
  • アラガンボトックスビスタ施注資格医
  • 日本皮膚科学会 正会員
  • 日本臨床皮膚科学会 正会員
  • 日本美容皮膚科学会 正会員
  • 日本皮膚免疫アレルギー学会 正会員
  • 日本医師会 正会員
TOP